校長室だより

校長室から

授業参観(小学部)日和です

 昨日と今日は、小学部の授業参観でした。風はそれほどではないものの、本格的な真冬の寒さです。小学部の保護者の皆さまにおかれましては、昨日に引き続き、非常に多くの方々にご来校いただき、感謝申し上げます。

 今日は廊下から教室を覗いていたところ、ある保護者の方から話しかけられました。お話を伺うと、小学校、中学校が私と同じで、しかも私がかつて高校生の頃まで住んでいた場所近くに住んでいらっしゃったことも判明しました。「完全に年の離れた後輩ですね」と不遜にも先輩風を吹かしそうになってしまいました。それから少しの間、かつての行田市の姿を懐かしむようなお話に花を咲かせました…。

 小、中学生の頃の遠い記憶は、大人にとっては様々な色にきらめく光色の断片のようなものかも知れません。それは陽光に照らされた木々の葉のように、様々な彩りを見せながら、私たちの心の中にそっと温かく息づいています。

 

 

授業参観(中学部)

 「一天(いってん)にわかに掻(か)き曇(くも)る」という表現があります。雲が発生し、空一面が突然暗くなることを言います。今日は朝から晴れてはいたものの冷たい北風が吹き荒れ、10時を過ぎた頃には、いつの間にか大空全体が暗い雲に覆われていました。そんな中、校庭の端にある高等部の畑では、数名の先生や生徒が何やら作業をしている様子でした。おそらく次の作物を植えるための準備でしょう。

 さて、今日は中学部の授業参観です。保護者の皆さまには強風の吹きすさぶ中をお越しいただき、ありがとうございました。今日の中学部は「生(性)に関する学習」をそれぞれの教室で行っておりました。クイズ形式で行ったり、生徒を前に立たせて距離を確認させたりと、それぞれのクラスが工夫を凝らして系統的でわかりやすい授業を展開していました。

 本校では、小学部段階から高等部卒業までの12年間を通して、段階的・系統的な生(性)の学びを実施しています。特に、中学部段階では思春期の問題が関わってきます。いろいろと難しい年ごろだからこそ、ごまかさずに丁寧に教え育んでいきたいと考えております。

 中学部の各教室の様子を見て回っていると、また、いつの間にか空には晴れ間が戻っていました。つくづく、穏やかな春の陽射しが待ち遠しくなる今日この頃です。

 

今週は授業参観の週です

 今週は授業参観の週です。今日は高等部の授業参観で、3年生が10時10分から、1、2年生が11時5分からの開始でした。ご来校いただいた保護者の皆さまには、厚く御礼申し上げます。特に3年生は本校で学べるのもあとわずかです。

 児童生徒玄関を入って正面に多目的室がありますが、そこの壁には高等部3年生の卒業までのカウントダウンが貼られています。お気づきになったでしょうか。3年生には、最後まで心に残る学びを深めてほしいと思います。

 さて、放課後は、職員の消火訓練がありました。本校に本年度赴任した教員を対象に実施しました。最近、日本のあちらこちらで火事が発生しています。こういった緊急時に大切なことは「冷静・迅速・正確な判断」です。火事を目の前にして、消火器の使い方がわからない、消火栓をどうすればいいのかわからない、というのでは被害は拡大するばかりです。かけがえのない命を守るためには、日頃からの意識と訓練、そして正しい知識が欠かせないですね。

 教員も日々更新です。

 

 

手書きのぬくもり

 先週のNHKテレビ「クローズアップ現代」で、手書きの効果についての放送がありました。現代はとにかく入力と変換。ペンを持って文字を書く機会がめっきり減り、いざ書こうとすると漢字が思い出せない、という経験をされた方も多いのではないかと思います。

 現代は、手書きだけではなく、あらゆる場面から「身体」の直接使用が減っています。本校では伝統的に「身体」をしっかりと使う教育活動を取り入れていますが、一方で時代の流れも無視できないというジレンマがあります。

 今日は中学部で書写を行っていました。先生の書いたお手本を見ながら、元気のいい文字を3枚、4枚と書いていました。「こうま」と大らかに書けた子もいますね。どの作品も、その子らしさが全体から感じられるのは、やはり手書きの温かさによるものでしょう。みんな、素敵な作品が書けました。

 

心の潤滑油

 風が吹くと、ちょっと肌寒さを感じますが、今日は穏やかな日差しに恵まれた、過ごしやすい一日となりました。各教室の廊下の壁には、子どもたちが書いた習字や目標などが貼られています。ご来校の際にはぜひご覧ください。

 午前中、校内を回っていたのですが、どの教室も落ち着いた雰囲気の中、学習活動に取り組んでいました。時折、廊下で子どもたちとすれ違うと、「こんにちは」と挨拶を返してくれる子どもが増えてきました。小低のある児童は、1学期中は登校時にバスから降りると私の所まで走ってきて、大きくお辞儀をするだけでしたが、2学期に入ってから、なんと、「せんせい、おっはようございます!」と言えるようになったのです。あまりにも突然だったので、正直、驚きました。子供の成長は、焦らないことが肝要ですね。

 校舎内で担任の先生がそばにいる場合は、担任の先生が「校長先生の方を向いて、挨拶しよう」と子どもを促す場面も多くあります。こんな風にして、場面に応じた言葉が自然と出るようになるのでしょう。

 今日は、生徒玄関のそばにいた保護者の方が、「校長先生に挨拶しよう」と促して、お子さんにしっかりと挨拶をさせてくださいました。ありがたいことです。おまけに「校長先生、ブログ、楽しみに拝見していますよ」とまで言ってくださいました。涙は出ませんでしたが、本当に嬉しい一言ですね。ありがとうございます。褒められるとその気になる性格なので、ブログも頑張ります。