生命(いのち)思う時
明日は「県民の日」で土、日と合わせると、3連休になります。本格的な冬の到来に備えて、この辺で少し、体内の燃料のチャージをして免疫力をアップしておきたいところです。とはいえ、校内では感染症に罹患する子どもたちが出始めました。手洗いやうがいなど、ご家庭でもご指導いただけたらと思います。
今日は一日中、冷たい灰色の曇り空に覆われていました。外では高等部の生徒がいつものように外周を走っています。恒例のマラソン大会ももうすぐなので、自己ベストを目指して生徒たちも一生懸命です。頑張れ。
校庭の奥には中学部や高等部が栽培している作物(インゲンやブロッコリーなど)が、時宜を得たとばかりに勢いよく育っています。ふと、詩人の吉野弘さんの「生命(いのち)は」という詩の一節を思い出しました。
花が咲いている
すぐ近くまで
虻の姿をした他者が
光をまとって飛んできている
私も あるとき
誰かのための虻だったろう
あなたも あるとき
私のための風だったかもしれない
本校の畑は、毎朝早く来て、人知れず丁寧に手入れをしている先生がいます。まさに「陰徳」、本当に頭が下がります。循環する生命に、それを支える生命。目立つこと、発信することが求められる現代だからこそ、「陰徳」という行為の重みに、生きる姿勢の真実を見る思いがしました。