「出発」の時
3学期が始まって登校した日にちはまだ3日ですが、1月としてはもう13日が過ぎてしまいました。学校では、子どもたちは伸び伸びと元気に活動しています。相変わらず寒い日が続いていますが、「子供は風の子」というのは本当ですね。これからまだまだ寒さは続き、感染症も油断なりません。手洗い、うがいなどの基本的な感染予防対策はご家庭でもよろしくお願いします。
さて、1月と言えば、1年の始まり。「出発」の時です。そんな時期に、世間では嫌なニュースが流れていますね。国内ではいじめ、というよりも中・高生の暴力の動画に関係するもの、また、国外に目を転じれば戦争がらみのきな臭いニュースがあちらこちらで報じられています。人を傷つけてまで争うというのは、人間の業なのでしょうか。しかし、生命を軽視する思想、風潮には私は断じて「否」を突き付けたいと思います。
私が尊敬する宮沢章二先生の「出発の季節」という詩に、次のような一節があります。
出発 という心打つ言葉に
いつでも 明るさを持たせたい
さわやかな喜びと光を担わせたい
未知なるもの に向かう道を
四月 あなたが出発する
わたしも 花を求めて出発する
目立たぬ草木にも 春は花を恵むのだ
校長室に響いてくる子どもたちの笑い声、廊下で見かける子どもたちの屈託のない笑顔、これら全てが未来への宝物です。1月という1年の始まりの季節にあたって、教師は子どもたちの未来を温かく照らす灯りのような存在でなければならないと、あらためて決意を固くした次第です。