第1回学校保健委員会
今日は、本校学校歯科医の大澤健祐先生、古田和也先生のお二人を講師としてお招きし、小学部1年生とその保護者の方々を対象とした「親子歯磨き教室」を実施しました。
歯のケアは非常に重要でありながら、日本人の成人の約8割が歯周病に罹患しているとも言われています。これは、欧米人に比べて、日本人は「予防歯科」に対する意識が低く、歯に痛みを感じて初めて歯科医を受診する、という人がほとんどだからだということを聞いたことがあります。いずれにしても、口は体内への入り口だけに、日ごろからしっかりとケアを行っておきたいところです。
本校ではお二人の先生の指導の下、毎週木曜日には「フッ化物洗口」を全校的な取り組みとして実施し、また、歯磨きに関する授業を行うなどして、「予防歯科」に大変に力を入れております。そしてこういった一連の取り組みが評価され、今年1月には、「第71回 埼玉県歯科保健コンクール」にて「特別支援学校優秀校」として、本校は表彰を受けました。これは、本校の養護教諭である飯島先生と中田先生が地道に本校で取り組んだ、大きな成果と言えます。詳細は、学校HPのトップページに載せてありますので、ぜひご覧ください。
また、今日は試食会もあり、本校栄養教諭からの説明もありました。本校の給食は、栄養面でのバランスを大切にし、味と素材にこだわっています。いずれも、健康な体を形作る基礎となります。今日は、保護者の皆さま方には、久々の学校給食というものを楽しみながら、本校の取り組みの一端を実感していただけたのではないかと思います。
大澤先生、古田先生には、ご多忙の中、ご指導ありがとうございました。